| 漢方薬をどこで手に入れたら良いか |
漢方薬を手に入れるのは、漢方専門医に処方してもらうか、漢方専門薬局に相談して処方を選んでもらうのが一番です。しかし最近ではどの病院や薬局でも、“漢方相談受け付けています”のような表示が出ている場合が多いので、どこが本当の漢方専門か分かりにくいと思います。(病院・薬局とも残念ですが漢方薬の知識が十分とは言えない施設が大半で、単に漢方を客寄せ用の看板としてしか考えていないのではと思われる所もありますね)
一般の方が一番簡単に探すには、病院でも薬局でもその施設で漢方薬の煎じ薬(せんじぐすり)を作っているかどうか確認するのが一つの方法です。大抵は調剤室の中にいろいろな生薬の袋詰めしたものが並べてあるのが外からもわかります。煎じ薬は調剤が面倒なので、よほど本気で漢方に力を入れていないと製造していません。しかし漢方を本格的に基礎理論から学んだ先生がいれば、煎じ薬は治療に必要なので大抵扱っているものです。皆さん自身が煎じ薬でなく錠剤や粉薬を飲みたいとしても、そのような施設ならより適切な錠剤や粉薬を選んでもらえるでしょう。施設の数は少ないですが、少し大きな都市なら探せば見つけられると思います。
話をよく聞いてもらえることも大切な条件でしょう。漢方は患者さんの自覚症状や生活歴と罹患歴、精神状態などをとても大切な情報と考えて処方決定の参考にします。特に初回の相談では、時間は必要なら何十分でもとって話を聞いてくれる所が望ましいでしょう。
また、漢方薬はある程度長期服用することが多いので、予算も含め相談に応じてくれるところが良いですね。一方的に高価な商品を押し付けられるようなところでは、信頼関係は築けないと思います。漢方薬の治療を始めるに際して、予算や使う薬の種類などの選択肢を的確に提示してくれるのは大切な条件です。(病院でも、煎じ薬だけは保険のきかない場合が多いです。煎じ薬をオーダーメイドすると、月2万円位かかるのが平均的でしょうか。)
もう一つ大切なことは、これは担当の先生との性格の相性もありますが、あまりに高圧的だったり質問にきちんと答えてくれない所は、やはり良いとは言えませんね。それと西洋医学も含め他の療法を頭ごなしに否定して、自分のやり方や漢方薬のみしか認めないような所も考えものです。(ふくろう堂でも、お客様の症状によっては、漢方薬を出さず病院に行くことをすすめる場合もあります。どの病気にも漢方治療がベストとはいえませんから。)以上のような点を参考に、漢方相談できる施設を選ばれる事をおすすめします。
ご連絡はこちらからも可能です。kanpou@hukuroudou.jp
| 目次に戻る(Top) | 漢方薬についてに戻る | サイトマップ |