| ハーブティーの楽しみ |
ハーブには色々な楽しみ方がありますが、お茶としてその香りや味・色彩などを楽しむのが一番ポピュラーな使い方でしょう。ハーブティーはそれぞれとても個性的で魅力的な風味をもっています。初心者はまずは薬効などの難しい事はぬきで、好みの物を選んでその魅力を楽しみましょう。ラベンダーやローズ・ジャスミンなどの花のハーブは、そのすばらしい香りを楽しむだけでとてもリラックスできます。またローズヒップやハイビスカスなどのハーブはその美しい色彩がほのかにお茶に溶け出し見ているだけで美しいですし、上品な酸味はビタミン類を豊富に含み“飲む化粧品”といえるほど美肌にも良いといわれます。お気に入りのハーブを2〜3種類選んでゆっくりとハーブティー・タイムをとるだけで、きっと日常生活にゆとりと潤いがもたらされます。
日本茶や紅茶・コーヒーなどに含まれるカフェインのような刺激物は、大半のハーブティーには含まれませんので空腹時や夜寝る前にも安心して飲めます。心と体のリフレシュにハーブティーをおすすめします。1.ハーブティーの上手ないれ方。
ハーブティーの美味しい作り方のコツは十分に香りと味を引き出すことです。漢方薬のように煎じてしまうとかえって香りが失われてしまうものが多いですし、入れるお湯の温度が低かったり蒸らす時間を間違えても美味しくできません。ハーブティーのうち、花や葉から作られているもの(大半はこのタイプ)は、紅茶をいれる方法に準じて作ると良いでしょう。ティーポットや急須などに適量のドライハーブを入れ、沸騰したてのお湯をサッと注ぎそのまま3〜5分浸出させればちょうど飲み頃になります。種や樹皮、根皮等を利用するハーブ類(フェンネル・ダンデリオン・シナモン・ローズヒップ等)ではもう少し長めに浸出時間をとった方が良いといえます。2.ハーブティー美味しい飲み方。
ハーブの上級者はストレートのハーブティーが一番好きだという方も多いのですが、初心者はハーブティーをそのまま飲んでも あんまり美味しい物ではないな… というのが一般的な感想ではないでしょうか。ここは一つ工夫をして 本当に美味しい! といえるような飲み方をいくつか紹介しましょう。・その1 甘味をつけよう
コーヒーや紅茶も甘くするのが美味しく飲む第一のコツ。ハーブティーもお好みで甘味をつけましょう。砂糖やハチミツを入れるのが普通ですが、ふくろう堂イチオシの方法はステビアのブレンドです。ステビアという名前は最近では聞いた事がある方も多いと思います。スポーツドリンクなどにノンカロリーの天然甘味料として最近よく使われています。化学物質のような名前ですが、実はステビアの正体はハーブなんです。
ステビアは砂糖の100〜200倍という甘さをもつ植物で、味にくせがなくしかもほとんどカロリーにならない理想的な甘みになります。ステビアは葉を乾燥したものを使いますが、ほとんど香りも無いので他のハーブとブレンドしても風味を変えません。軽くひとつまみステビアの葉を入れれば、どんなハーブも甘く飲みやすくなります。・その2 紅茶とブレンドしよう
紅茶とブレンドするのも基本技です。昔から色々な組み合わせが考えられていますが、自分でオリジナルに挑戦するのも楽しいものです。この場合、紅茶はセイロンティーなどのあまり癖の強くないものを選び、ハーブの分量は紅茶の半分位に抑えるのが一応のコツです。しかしアールグレーのような個性の強い紅茶にさらにハーブを合わせるというのも面白いかもしれません。毎日あれこれ試して自分流のレシピを作り、ご家族やお友達に自慢するのもアリでしょう。
紅茶と相性の良い、失敗のないハーブブレンドの代表例をあげると、カモミール・ペッパーミント・レモングラス・ラベンダー・ローズなどになります。どれも香りが良くおすすめです。先に紹介したステビアを足せばさらに美味しく、いくら飲んでも太らずとってもヘルシーなお茶です。
紅茶とのブレンドは基本ですが、ハーブどうしのブレンドはちょっと高度な応用技です。これはパターンが沢山あるので、別のページで説明します。・その3 アイスにしてみよう
コーヒーや紅茶にもアイスがあるのですから、アイスハーブティーにも当然アリですね。上のその1・その2で作ったものを冷やせばオッケーですが、それぞれ通常の2〜3倍ぐらい濃いめに作って氷をたっぷり入れるのがコツです。夏はもちろん暖かい部屋で飲む冬のアイスハーブティーもかなりしゃれてます。いろいろなハーブでアイスに挑戦してみて欲しいですが、失敗がないのはもとから涼味のあるミント系ハーブや、色合いのきれいなハイビスカス、酸味のあるローズヒップなどです。
(右の写真はハイビスカスのアイスティー)更に上級者編として、フルーツジュースとハーブティーのブレンドもおもしろい組み合わせです。濃いめに入れたハーブティーに天然フルーツジュースをやや多めに入れ、氷を浮かべればオリジナルのトロピカルドリンクの出来上がりです。ジュースと相性が良い代表的なハーブは、ローズ、カモミール、レモングラス、ローズヒップなどです。ベースとなるジュースは何でも構いませんが、ハーブと合わせてくせがないのは柑橘系のジュースで、まずはこれがおすすめです。しかしこれもいろいろ試して自分だけのオリジナルの組み合わせを探すのが楽しいものですので、失敗を恐れずいろいろ挑戦して下さい。トマトジュースベースのバジルティーブレンドなどイタリアン好きにはかなりいけるかも。(私は試していませんので、念の為。)
個人的にはその昔に北海道富良野の観光農園で飲んだ、冷えたカルピスにラベンダーのブレンドというのがなかなか秀逸だと思いました。カルピスの白とラベンダーのパープルが溶け合った白紫色がとても綺麗で、しかも美味しかったのが忘れられません。・その4 ハーブティー応用編
ハーブティーの美味しい飲み方の最後は、その他のちょっとしたアイデアを紹介します。
まずはあなたが大人の方なら、お酒とのブレンドをおすすめします。上にあげたハーブティーの仕上げに、ウイスキーやブランデーなどをちょっと加えれば、ひと味違った香り高い大人のオリジナルティーに変わります。これもホットにもアイスにも応用できますね。もう一歩すすめると、(ハーブティーとはいえませんが)ハーブでカクテルや薬酒作りをするのも楽しいものです。ウオッカやジンをベースに、カモミールやハイビスカス、ローズヒップやミント類など好みのものを選んで漬ければ、独特な風味の薬酒のできあがりです。白ワインにラベンダーやハイビスカス、赤ワインにローズマリーなども定番です。2〜3日漬け込めばその香りが十分楽しめます。これもいろいろご自分で試されると、とっても楽しいですネ。元々欧州ではハーブとアルコールのブレンドは盛んに行われてきました。このあたりは奥が深いので、興味のある方は専門の書籍などで調べてみるとよいでしょう。お子様やお酒が苦手な方は、ハーブのミルクティーがおすすめです。ミルクにカモミールを入れさッと煮立てて作る、ミルクカモミールティーは安眠のお茶として特に有名です。ミルクにはその他フェンネル、ペッパーミント、クローブなどのハーブも相性が良いものです。ミルクを加えるとハーブの味と香りがまろやかになるので、やや香りの強いハーブに向いた飲み方といえます。
以上、いろいろと楽しんでみて下さい。メールのご連絡はこちらからもできます。
ふくろう堂薬局 kanpou@hukuroudou.jp
Tel 03-3628-3786 / Fax 03-3628-1263
(電話やファクスからのお問い合わせも受け付けております)
| 目次に戻る(Top) | ハーブの魅力(ハーブTop) | サイトマップ |